私と獺祭とゴローちゃん
こちらの記事は、恒例のパンダ品評会及び雑記です。当ブログ初見の方、色恋沙汰に興味が無い方、夜の世界のお話が苦手な方はメロン熊をご覧ください。今晩は比較的まじめな記事をアップ予定です。あわせてごめんなさい。
この場をお借りしてお伝えします。
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数年前に大人向けの飲食業界で働いていた自分。キラッキラのドレスを着るのはテンション上がる。だが、同伴やアフターなど面倒くさいお付き合いもある。でもアフターはしない。だって眠たいもの。
彼もそんなお客様の中の一人だった。何度か逢瀬を重ねるうちに私はだんだん彼に心惹かれていき…なんてことは決してない。
例外もあるが、飲食業界で働く女性にとって基本的にお客様は諭吉様。もちろん、金額に見合ったお・も・て・な・しはきちんとする。こっちはお給金をいただける、向こうはちょっと楽しくお酒が飲める。WinWin。
それでいいじゃないの。
でも身銭を切って遊びに来ている男性の中には、そうじゃない方もいるわけだ。何度か通ってどうにかわからない女につぎ込むより、特殊浴場に行ったほうが早いのではないかと思う。実際にあわよくば狙いの方にそう言ってみたことがある。諭吉さん、もっと大事にしなよと。だがこういう場合の男性の言い分はおおむねこうだ。
「それじゃおもしろくない」
お金を払いさえすればなんとかなる店で女性と遊ぶより、なんとかなるかわからない女性を「攻略」するほうが燃えるのだという。ゲーマーではない自分にはわからない。しかし、あわよくば狙いならまだいい。問題は「真剣に考えてほしい」と言いだす人だ。
それはフグ白子ポン酢をつまみに「しろ」を楽しんでいた時のことだった。ちなみに自分の見た目はアラサー女子、中身趣味趣向は中年男性である。
「何を?」
とりあえずとぼけてみる。
「真剣につきあうことを考えてみてくれない?」
彼ははっきりとこう言った。
無理だ。
これは避難勧告だ。
ちなみに彼の見た目はゴローちゃん、中身はゴローちゃんである。よく考えてみてほしい。見た目はゴローちゃん、中身はゴローちゃんである。
私はSMAPの中では一番ゴローちゃんが好きだ。キムタク派、中居くん派とかいろいろあるだろうが、ジャニオタのお姉さまたちが怖いからこれ以上は言及しない。
とにかくゴローちゃんは好みのタイプだ。
だがよく考えてみてほしい。
白子ポン酢をつまみにワインを飲むゴローちゃん。まあこれは良しとする。ことあるごとにアンニュイな表情で前髪をかきあげるゴローちゃん。切れ。とにかく声が小さいゴローちゃん。聞こえない。なにかしゃべる前に必ず妙な「タメ」を入れるゴローちゃん。相槌のタイミングが難しい。唐突に自分語りを始めるゴローちゃん。深夜に自作ポエムを送信してくるゴローちゃん。オチはない。出張に行くたびに通天閣やら時計台やらの画像(のみ)を送信してくるゴローちゃん。既読スルーすると壁チラスタンプを送ってくるゴローちゃん。
自分が男性とお付き合いする基準は、
・最低限の清潔感
・価値観が合うかどうか
・自然体でいられるかどうか
基本的には中身重視である。
無理だ。
こういう事案が発生した場合、「ちょっと時間をちょうだい」と可能な限りバンジーガムしていくのがプロフェッショナルだろう。
でも無理だ。
これは地雷案件だ。
踏んではいけない。
私は、獺祭をぐびりと飲み干した。
今週のお題「植物大好き」というわけで、パンダを堂々とアップできるのか嬉しいです。