くだらない文章を書くために、まずは50m6秒で走る練習をしよう
今週のお題「植物大好き」に乗っかってさっそうとパンダ降臨。自分はランチタイムには雑記や日記の類しか投下しませんので、この時間帯につけられる★はすべてパンダへ捧ぐレクイエムだと思っています。ウボォー!今回は「専門的な知識はないけど何か文章を書きたいな」という方の参考になるかもしれない何か。
興味がない方はこちらをご覧ください。
時事ネタやニュースを解説しますよ
という体で、萌え絵やパンダを描いたりメロン熊を猛プッシュしたり迷走している自分。いろいろなコンテンツを見せることで「お、こいつは良い暇つぶしのタネをみつけた」と思っていただければ幸いだ。
だって、自分がネットを見るのは「何か買いたいとき」「ちょっと愉快に暇をつぶしたいとき」「何か調べ物をしたいとき」だからだもの。
買いたければプラチナ待遇を受けている楽天や、商品と梱包サイズのバランスがおかしいアマゾンにアクセス。調べ物をしたければ、Google先生からニュースサイトや専門サイトへGO。
でもちょっと愉快に暇をつぶしたいときは、あらかじめ遊び場所を決めておいたほうが便利だ。暇つぶしするためのサイト探しに「あれじゃないこれじゃない夢じゃない」と時間をとられては本末転倒だからだ。男性諸氏ならよくわかると思う。寝る前にちょっと…と思って自分好みのサンプルを探しているうちに小一時間くらい平気で過ぎてしまうだろう。よく考えてほしい。
本当なら、あなたはその小一時間ですでに精根尽き果てるほどの満足感を得られているはずだ。そう、タダソフトならね。(参考)
くだらない記事を仕上げたときの達成感半端ない
昨日、久々にまじめな文章を書いてそう思った。
自分はテーマに関わらず、自分の妄想がメインなものを「くだらない記事(ネタ記事)」。それ以外を「まじめな記事」とよんでいる。
例えばろくでなし子さんの裁判は、扱うテーマ自体はまじめだがネタ記事だ。メロン熊が誕生した経緯はいたってまじめだが、自分が仕上げたのはネタ記事だ。
以前お仕事でかかわった方に、
「自分のアイディアをかたちにしたい」
と記事作成をお願いされたことがある。
半年先、1年先の需要を見込んでしこしことコンテンツを作る。すごい。若くして会社を立ち上げ、今は大手ニュースサイトにとりあげられるほど著名サイトにのしあがった。あれやこれ、これやあれで検索すると間違いなく1番目に表示される。Google先生の評価も厚い。すごい。
そして、専門的知識がない人間が文章を書くということもそれと同じだ。
自分のアイディアをかたちにするということだもの。
ネタ記事を仕上げるということは、自分の妄想一つでものをつくりあげたということだ。やりきったのだ。達成感が半端ない。
日記でも雑記でも、書いて満足するならもちろんそれでOK、Google。自分なりの表現方法をすでに極めている人もYES、高須クリニック。
ネタ記事は50mを20秒で走るようなもの
に見えるかもしれないが、実はそうではない。まじめな記事を書くより数倍努力がいる。だって基本的に中身がないから。中身がないものに興味を持ってもらうためには、表現に工夫が必要だ。
だから自分の妄想を100%伝えたいなら、時々はまじめなものも書かないといけない。「まじめなもの」とは、文章力とか構成力とか、そういうものになるべく気をつかった記事のことだ。基礎力向上。これが50mを6秒で走るための練習だ。
50mを20秒で走る人が20秒で走るのは当たり前だ。見ていて何もおもしろくない。本人もなんの満足感は得られない。
でも本来は50mを6秒で走れる人が、20秒で走るときはなにかある。絶対なにかある。期待しちゃうもん。
初見では「この人が50m何秒で走れるか」は判断しづらい。
でも500文字ほど読めばたいていわかるものだ。
「この人、絶対6秒切れるのになんで30秒で走ってるの?」
「わざと20秒に見せかけてる風だけど、実際のところも20秒台なんだろうな」
とか。
間違いなく前者のほうがおもしろい。後者を狙いすぎた結果、寒くなるのはよくわかる。すでに自分の中で黒歴史化し始めている記事がいくつかある。
だからこれからも時々まじめなもの書いちゃうかもね、というお話。