アレが好きな妊婦がマタニティマークについて話すよ!(妊娠中の方閲覧注意)
「実は、3人目ができましてね」
「ご夫婦そろってお好きなんですね」
「え?」
「子どもが」
このネタを何かで読んだのですが、どうしても思い出せません。
ゆるっと書き始めてゆるっと終わるつもりではいますが、扱うのはわりとかためのテーマです。
妊婦さんにマタニティマークの着用を義務付けてと電車の中で思った話 - いわタワー
(概要)電車内で妊婦らしき女性を発見したいわた氏は、彼女に席を譲るかどうか躊躇する。妊婦扱いすると失礼にあたるかもしれない。マタニティマークをつけていれば、自分はどれだけ疲れていても席を譲るのに。みんなだって席を譲ってくれるさ。いろいろ理由はあるかもしれないけど、妊婦さんたちは怖がらずにマークをつけようよ。という、妊娠中の方にはとても心強い内容です。できれば先にこちらをご覧ください。
なお、当記事に「安定期に入るまで妊娠を知られたくない」「妊娠自体を周りに知られたくない」「怖いからつけない」などの理由でマタニティマークをつけない妊婦さんを咎める趣旨はありません。ですが万が一不快な思いをされるといけませんので、該当される方ははてなブログトップへお戻りください。
興味のない方はゆるめの記事もご用意していますよ。
ざっくりとした概要
①自分がマタニティマークをつけない理由
②マタニティマークはジャスティス
③言えないならつければいいよ
④がんばってつけてみようよ
⑤察してくれてるみなさん、いつもありがとう
現在、3人目妊娠中
自分もパートナーも本当に好きなんですよ。いや、子どもがね。
まず自分がどういう立ち位置でこれを書いているかご説明します。 妊婦代表というとおこがましいので、ここからは「身近な妊婦さんの一人」の意見として読んでやってください。
第1ムスメ…マタニティマークは多分なかった。かなり若かったため、妊娠・育児期間中にプチ偏見にあう。そんな時代だった。切迫早産で入院、未熟児出産。
第2ムスメ…基本的に動かないことを申し付けられ候。暇暇。
第3ムス妊娠中(ビバ6か月!)…2歳児を抱えて飛行機→京急→山手線→上野動物園。月1でパンダとパートナーに会いに行く日々。帰りはこれに東京バナナもろもろが加わる。
見た目でわかりづらい妊婦です
もともとふくよかでいらっしゃるわけではありません。中肉中背です。
ただ、普段は限りなくAngelな胸がDynamiteになります。でもお腹周りは臨月になっても80cmちょい。浜田翔子さんやこりん星のあの人のバストと同じくらい、といえば伝わりやすいでしょうか。
ですから、妊娠初期どころか臨月に入ってからでも「妊婦さんだから」扱いされたことはありません。当然です。見た目でそれとわからない、マタニティマークもつけてない、何も言ってこない人間には誰も手を差し伸べません。問題ない。
自分がマタニティマークをつけない理由
妊娠中といえども常に体調が悪いわけではありません。
たしかに普段より疲れやすくなりますが、絶好調な日もあるんです。そんな時は、目の前にいる仕事帰りのサラリーマンやOLさん、高齢者に座ってほしい。もちろん見た目ではわかりづらい障がいや、心の闇を抱えている人だっているでしょう。闇。
でもその人たちがマタニティマークを見たら、絶好調な自分に「妊婦さんだね」と席をゆずってくれるかもしれません。
だからマタニティマークをつけません。あくまで個人の考えです。
本気で体調が悪くなれば席を譲ってくれと懇願するし、それがかなわなければしゃがみ込むでしょう。これは妊娠中に限ったことではないので許してほしい。だって人間だもの。
もちろん世間には、
「体調は悪くない。でも妊娠中だから座りたい」
「妊娠中だし体調が悪いので座りたい」
と自分から言えない人がいることも、重々承知しております。
だから、そのためにマタニティマークがあるんだって。
(追記)マタニティマークは、日常生活全般で「妊娠中だよ」と周りにわかってもらうためのサインです。岩田氏のエピソードをうけての記事ですので、こちらではわかりやすく電車内での例をあげました。今のところ厚生労働省は「医療関係者に適切な処置を行ってもらうため」と定義していませんが、そういう意味合いもあるマークだと思います。誤解をまねく表記へのご指摘ありがとうございました。
(後編)5/15にリンクを張ります。こちらはマークをつけられない妊婦さんを応援する内容です。サメの話しようぜ