ゴールがあるから迷路なのか、ゴールがないからこそ迷路なのか
最近の子供向けコンテンツはずいぶんシュールなものが多い。ゲジ眉ムスメ氏と共に幼児雑誌を見ているとつくづくそう思う。
ジャイアンがうさぎさんのエプロン姿で「ゲンコツ山のたぬきさん」を踊っている。ドラえもんへのディスか。
リカちゃんが自分の誕生日パーティの準備で大忙しだ。星飛馬のアレを思い出す。
つい最近ゆる4コマでお伝えしたように、GW後半はムスメ氏が珍しく体調を壊していたため引きこもっていた。かといって別におとなしくしているわけではないから部屋は散らかる仕事はできない掃除はしたくない。
そんなわけで、ムスメ氏と一緒に幼児雑誌を見ていたらナイスシュール発見!!
まずはこの画像をご覧いただきたい。
スタート地点にいるトーマスに、ゴールまでイチゴジャムを届けさせる他愛もない遊びだ。何か違和感を覚えないだろうか。写真ではわかりにくいかもしれないので、画像に注釈をくわえてみた。
おわかりいただけただろうか。
スタートからゴールまでは3ルート。
だが、いずれもゴールにはたどりつけない。障害物を無視して進めるのはルール違反だ。
ひょっとしたらこれは迷路ではないのかもしれない。
だがスタートとゴールは設定されている。それならばゴールするのが目的のお遊びだ。それならばゴールできるルートが確保されているべきだ。
なんか、もやっとしない?
ルールを完全に把握していない子どもの場合、障害物などなんのそので突き進むだろう。でもそれは「ルール違反だよ」と教えてあげてほしい。
もう少し大きな子どもなら、「これじゃゴールに行けないよ」と指摘してくるかもしれない。そんな時は、「世の中にはゴールのない迷路もあるんだよ」と教えてやってほしい。
ちなみにこれはおけいこブック4月号。おそらく店舗では手に入らないだろうレア物だ。
そうそう、迷路で思い出した。いつだったか、観覧車に乗ったら迷路が丸見えだったので思わず撮ってしまった。
へへっ。これもルール違反かな。