理研発・アトピー性皮膚炎の原因と予防法!やっぱり保湿って大事よね。
アメリカの科学雑誌「Journal of Clinical Investigation」に掲載された理化学研究所の研究成果が大きくとりあげられています。
アトピー性皮膚炎の原因は「JAK1」分子の遺伝子変異。
「JAK1」を阻害する薬とワセリンで、アトピー性皮膚炎の発症を予防できたというのがその概要。
実験に使われたのはアトピー性皮膚炎を自然発症するマウス(すり替えではない)
人間のアトピー性皮膚炎患者も高確率で「JAK1」分子の遺伝子変異を起こしているそうですから、今後の予防法や治療法に期待できそうですね。
しかし、NIVEA、オロナインと並び保湿三種の神器に数えられるワセリン。
万能だな。
全身どこでも使えちゃうワセリン、ある意味紳士の必需品
日本でも40万人近い患者が存在するアトピー皮膚炎
原因も諸説あれば治療法もさまざまです。
対症療法としてメジャーであるステロイドの使用に関しても賛否両論ですね。万人に有効な治療法は今のところ存在しないのが現状。
実は、こんな意外なものもアトピー性皮膚炎の改善に効果あり?と言われているようです。
マラリア寄生虫でアトピー性皮膚炎を改善?
世の中には好き好んで寄生虫を寄生させている方もいるみたいですが。
群馬大学では、湿疹のあるマウスAにマラリアを寄生させ経過を観察。(すり替えではない)
その結果、マラリアの症状が進むにつれ湿疹が改善され、その部位はNK(ナチュラルキラー)細胞の増加が確認されたんだとか。
さらには
・NK細胞の増殖を抑止したマウスBでは湿疹改善は見られなかった
つまり、マラリア寄生虫によって増殖したNK細胞が湿疹の改善につながった、と高確率でとれるデータが得られたのです。
はいここ>>マラリアの症状が進むにつれ湿疹が改善され
すごくひっかかるところですよね。
問題ない。
「マウスAから採取したNK細胞を投与したマウスCの湿疹も改善した」という裏はとれたようです。
良かった。
そして今、声を大にして言いたい。
この記事を読んだ方、
くれぐれも「寄生虫」をイメージ検索してはいけない。
「寄生虫」をイメージ検索してはいけない。
大切なことなので2回言いました。